カヌ
増水那珂川! 激流下り!!

3級超え〜の那珂川に、キコリ大満足、の巻


 台風が残していってくれた大雨で那珂川はまだまだ増水中。そんな中、男一匹、昼飯をディバッグに入れて下って参りましたぞ。

 今回は、前回のダウンリバーの続き。ということで、黒磯市旧4号の橋の下 (晩翠橋)からスタート。

 新幹線の橋脚脇でいきなり面食らったが、そんなのは序の口だったのであった。下れば下るほど、上流部に負けず劣らずの瀬がわんさか出現。ヒエェェェェェ。上流部よりすごいんじゃないの?という感じだ。

 先月の大雨で流れは変わり、釣り師は消え、崖は崩れ、岩は押し流され、河原は広がり、木々はぶっ倒れ、という状況だったけど3級超え〜の瀬が多数出現し、大満足の日曜日、というか不覚にも死ななくてよかったなぁとしみじみと思ってしまった。

 ちなみに黒羽町の町中まで下ってきたよ。約四時間の行程なり〜。

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映像
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鉄壁の足防御
 今日はキコリのパドリング技術を大幅に上回る瀬が出現しそうな感じを宇宙電波から受信したきこり脳は、本人が意識することなく、2重靴で出動。
 これでトゲトゲの岩場をカヌーを担いで歩こうがナニしようが、ぜんぜんヘッチャラというわけなのである。ただし、足首は保護されていないので注意。

by きこり
出発!
出発前風景。

「おらぁッ! 行くゼェ〜」
「ふ〜ん」

 全く拍子抜けというか気合いのハイラン合いの手を受けつつ、それでもキコリは出発するのであった。

by きこり
新幹線ウェーブ
 ここが本日一発目のホールだ。回りがテトラで囲まれててちょっと怖そうだが、本流の流れが強すぎてそこまでたどり着けないので問題なかろう。
 でも、右岸は鉄筋が3本ぐらい出てるので要注意。

by きこり
新幹線ウェーブ
 そのホールのいっこ上のウェーブを横から見たところ。たいしたことねぇ〜ッス、といえないこともまるでないが、ボトムに落ちるとウェーブは1m超えの感じ。
 そのあとホールが待ちかまえてるから、沈したらやばいッス。

by きこり
自殺の名所
 と思ってるとやっぱり沈。したわけではなく、ちょっと暑かったのでひっくり返ってみた。
 しかし強烈なバックウォッシュ。吸い込まれそうなのでさっさと起き上がる。

 ちなみにこのホールは自殺の名所らしいよ。沈してそのような人と目が合ったりしたらちょっとイヤだよね。そうでなくても
「おいでおいで」
されそうだ。

by きこり
鉄筋3本アルよ
 ちょっと遊ぼうと思ったけど、バックエンダーして真っ逆さまにおっこった瞬間に
鉄筋が横っ腹に刺さりそう
な気がするので、まぁ、ここはこれぐらいにして次行こう。

by きこり
さらば地球よ
「んじゃさいなら〜」


 キコリは単身、激流那珂川に消えていくのであった・・・

by きこり
鉄骨3本
 
 ここは新幹線ホール(かってに命名)から1Km?ぐらい下流に来たところ。

 先月の豪雨でだろうが・・・鉄骨も流れるんだねぇ。驚いた。

by きこり
二つ岩の瀬横っ面
 
 さらに1Kmぐらいっくだったところ。本流が岩にぶつかって大きな波と複雑な流れを形成しておる。先月、がけが崩れてこうなったんかな?現在、この岩から下流に向かって5つほどの大きなウェーブ発生中。
 撮影者側にも岩があるので、ここは二つ岩の瀬と命名!(またかってに命名しちょる・・・)  

by きこり
鍋掛けの橋
 
 程なく鍋掛に架かる橋に到着。平水に見えるけど、ちょっと進むとまぁ〜た急勾配+大きなウェーブが。
「勘弁しちくり〜」

 ちなみに橋脚には大きな木(丸々1本!)や流木などが巻きついており、その所為かしらんが近くを通りすぎたときに不思議な流れに捕まりそうになり沈しそうになった。ドキドキ

by きこり
ピンニング注意
 
 この区間に唯一存在する堰。ピン注意だ。
 というかここは魚道であるが、魚なんて上ってこれね〜ゼェという感じで流木が詰まっている。
「オラオラ! どけどけ〜」

 と念じると写真のように流木とお友達になるので気をつけよう。という写真。

by きこり
堰
 
 でも、まぁ、この堰は川音を聞いてれば結構前から分かるので問題なかろう。というか問題はどこで上がろうかなぁ、ということである(じゃぁ問題あるじゃん!)。今回は左岸から上がったが、まぁ、本流はこちらであるし、こっちでいいんじゃないの?
 でも、水深はあるし竹林なので陸には上がれない
 ここんとこ、試験に出るぞぅ。

by きこり
 
 やっと与一ヤナ近辺マピオンだと寒井と書いてある辺りである。ここいら辺でだいたい半分ぐらい下りましたか?そうですか。ってだれに聞いてんだ>俺。

 写真に写ってる瀬は結構そこそこ大きいので、スポットで遊べるかも。アクセスもいいし。

by きこり
昼飯
 
 今日のお昼飯。
「粉フカヒレスープ雑炊。
シャウエッセン入り」
 一人で下るとにはだいたいこんな程度の食事。シャウエッセンからシミ出る油が口の中にまとわりついてイヤ〜ンな感じ。
 だけど河原で喰うめしは、材料がなんであろうと調理が下手であろうと、うまく感じるからかなりお得という感じ。

by きこり
 
 与一ヤナから300mも下れば、そこは余笹川との合流地点。
 まだ下流側の橋には流木が引っ掛かっておりました。よく見ると後藤さんちの牛が引っ掛かってるやもしれんのぅ。

by きこり
余笹川、合流地点
 
 余笹川との合流地点であるが、巨ウェーブ+大エディーフェンスが行く手を阻む。
 というか普通にパドリングしてりゃあ全く問題ないんでしょうが、こげな写真を撮っていたキコリは抵抗するまもなく、沈。
 ロールしたら地元の少年に安否を気遣われてしまった。
 それにしてもすごい土砂の堆積。余笹川は怒ると怖いッス。(左手に余笹川)

 いやぁ、しかしカメラが壊れなくてよかった。

by きこり
 
 さらに下ること500m(与一ヤナ近辺はイベント多いね)。なぁ〜んか、流れが大きく変わってるようなぁ〜!?
 ここは結構こわいだよ。6段ビッグウェーブ+最後に大岩+その後ろでファニーウォーター。
 ウェーブの大きさについては下の写真参照。

by きこり
 
 1m超え〜のウェーブ。まじめに下ってくると前が見えません。全然見えません。ていうか、ちっとも見えやしねぇんだよ。オラ! みたいな
 一瞬、那珂川を下ることを後悔しそうな場所なのである。

いったん大瀞になるけど、すぐ直角カーブ+本流に大岩があるので気が抜けない。っていうか、ここで休憩を入れると吉。

by きこり
到着
 
 直角カーブを超えるとあとは「3段の瀬」などあるが、基本的に赤橋をすぎると緩い流れのみ。で到着。

 お帰りはキコリご愛用の、黒羽町中の河川公園(でいいのだろうか?)マピオンの地図だと黒羽向町の所
 風景に溶け込んで見えないけど、300m下流は那珂橋だ。次はここから烏山・茂木あたりまでを下ってみたいねぇ。

by きこり
到着者1名のみ
 
ま、そういうわけで今日はお疲れさまでした。

「ち〜す」


一人なので合いの手は入らない・・・
by きこり
屋根
 付録その1

 ランディングポイント1Km下流の桟橋付近。マピオンだと小船渡の所。なぜかこんなところに

屋根が!

川から3mぐらい高い場所なのにねぇ。先月の大雨で、か?

 

by きこり
橋がない!
 付録その2

 んで、桟橋は無くなっちゃってました。
 向こう側へ行けましぇ〜ん。

by きこり
キコリゲンコツの瀬
 
 付録その3

 今日の那珂川の水量だと、キコリゲンコツの瀬はこのぐらいの勢い。
 スモールナイアガラフォール、みたいな。

by きこり

以上である


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