場所 |
惨状 |
コメント |
黒 羽 町 |
|
これが、栃木県北部を襲った雲だ。まさにラピュタ雲 竜王の巣という感じだ。
こいつが10分間隔で大雨を降らせてみたり、やんでみたりで非常にいいかげんな天候を作り出しているのである。
|
黒 羽 河 川 公 園 |
|
ここは、黒羽町の那珂橋から1kmほど上流に来たところである。増水のため河川公園が無くなってしまった。地元の人たちは、まるで他人事のように様子を眺めている。まだ実感がわかないのだろう。
話を聞くと、人が10人ほど流されてしまったという。朝からここに来ているという右側のおじさんは家が流れてくるところを見たそうだ。
左のおじいさんは、こんな大雨は生まれて初めてだと力なく語った。
|
黒 羽 河 川 公 園 |
|
そんな話をしていると、木が流れてきた。
自然の力をまざまざと知らしめられる瞬間だ。
あの木はどこまでいってしまうのだろう・・・。
川は見渡す限り濁流だ。ここに立っていると、土のにおいが強烈に漂ってくる。
|
三 段 の 瀬 下 流 |
|
ここは以前、トノ・炭田さん・あくっちゃん・きこりがステーキ肉をたらふく喰った、あの瀞場だ。いまや見る影もない。
下流にあるヤナは流されてしまった。その様子を、橋の上から従業員がぼんやりと眺めていた。
|
黒 羽 ト ン ネ ル 横 |
|
ここは日本である。日本の中でも栃木県である。栃木県の中でも黒羽町の那珂川である。
これは、どう見てもアマゾン流域にある川だ。那珂川ではない。
|
余 笹 川 |
|
黒羽スプリングスの横を流れる、あのチョロ川がこの川だ。
今では10もの人と2つの家を飲み込み、田畑を切り崩して轟々と流れているのだ。
下流の小さな橋では、木々が成す術もなく、欄干にその姿を曝け出している。
|
余 笹 橋 |
|
余笹川にかかる、近代的な橋から望む余笹川。
明日、この橋はまだあるのだろうか?
|
余 笹 橋 |
|
余笹橋より上流を望む。
|
与 一 ヤ ナ |
|
ここが何度もお世話になっている与一ヤナの目の前。浅瀬で苦労した那珂川の姿は、ない。
ヤナは流されてしまったが、お店の方は床下浸水で免れたようだ。
|
与 一 ヤ ナ か ら 可 川 橋 |
|
いつもはテトラが剥き出している橋の下。
今日は、無い。
|
鍋 掛 け の 橋 |
|
何年か前、炭田さん・千葉さん・トノ・きこりが川下りを始めた場所。あの時は水がなくて苦労したっけ・・・。
|
黒 磯 4 号 下 |
|
黒磯市内から見た那珂川。8月2日に上陸したところだ。以前の画像と見比べてもらえればどれほど増水しているか分かろうというもの。
上流にある河川公園も、すべて川の下。
|