カヌ
台風3号の仕事ぶりは? 那珂川 

脚が痛い!腰が疲れた! 延々60Km、茶色の川下り の巻



   全国各地で大雨と洪水と床上浸水と床下浸水をこれでもかこれでもか、えぇ〜いこれでも喰らえーー!と言う勢いで発生させるのではなかろうかと思われた台風三号は「これはもう、本土決戦を免れない!」というすんでのところで進路をやや北にとり、千葉県犬吠崎以下関東東北の太平洋沿岸をかすめつつ行っちまいやがられたのであった。

 この影響でドトーのごとく水量増加した金曜日の夕日に映える那珂川にアマゾン川の気配を感じとりつつ、これはやらねばなるまいな、とある種の決意を持って望むキコリ隊員は土曜夜待ち合わせにてアクツ隊員の到着を手ぐすね引いて待つのであった・・・。

以上前説


「とまぁ、そんなわけであるので、今夜こちらに向かわれる際には茂木付近の那珂川の様子などをつぶさに観察してこられたし。オーバー」

 異常なまでに発達した台風3号は進路を大きく海上にとったものの、それでも太平洋側の崖を崩し川を氾濫させていった。もう二日も前の話になるのであるがその影響で那珂川も大変増水しているという。増水して川は真っ茶っ茶。アマゾン川のようだという。こうなると喜ぶパドラー、肩を落とすアユ釣り師という構図は容易に想像できる。よって明日は我々二人の貸し切り状態である。ムフフ。

 そのようにムフフとした状態でアクツ隊員の到着を待つと、道の駅かつらを通りすぎたと連絡が入った。スチッ

川幅いっぱいに流れておるよ! 大変な水量だね!!

ふむふむ、そうであるか。川幅いっぱいに水が流れておるか。ウヒョヒョ!

 さらに1時間ほど待つとアクツ隊員がアマゾン那珂川攻略事務所兼キコリ邸に到着したので、夜のうちに車をデポ地点である栃木県茂木町の大瀬やなに配置し、再び作戦本部で仮眠をとったのであった。


 朝7時半。いつものように矢板市の吉野家で牛丼大盛りつゆだくを大量の唐辛子でレッド丼状態にして平らげ、出発地点に向かう。昨日の様子だと水量もあるし流れも速いにちまいない。ということは結構上流から出発しても余裕のよっちゃんイカでゴールできるにちまいない。といったような前提に基づき、黒磯市晩翠橋へと向かう。勝手知ったる晩翠橋。ばんすいばし、ばんすいばし、ヤッホーヤッホー♪ だが

何故アユ釣り師がいるので!?

 すでに何人か釣り始まっている。キコリの予想では今日は真っ茶っ茶で釣りなんかゼッテェ〜できやしねェ〜ゼェ〜と感じだったのに! なぜだ! なぜなんだぁ〜と那珂川をのぞき込むと

なにこれ。めっちゃ澄んでるやんけ

台風がちょっとやそっと雨を降らしたぐらいでは動じない、那珂川の保水力・濾過力にややびっくりする我々なのであった。まぁしかし、水がきれいなことはいいことである。当初の目論見とはちょっと違うが出発するか・・・。ということでハーリーアップアクツ隊員を30分ほど待って、9時半に出発。今回のコースは概ね60kmと推定されるので、普通に漕げば6Km/hで10時間。今日は流れが速いので8Km/hの8時間程度で到着することであろう。

さぁ! やったろうぜ!!

と元気よく声をかけるキコリを無視して、アクツ隊員は早々に那珂川を泳いでいた。まだ出発してから200mも進んでないんですけど・・・。毎度毎度の沈脱劇である。いつものことであるが、やはり岩絡みの所に弱いらしい。さて、幸先よく船から水を出し(笑)再スタートを切り、4号橋脚の瀬、温泉の瀬を越えてゆく。相変わらず釣り師は多いが川幅が広がっているため、それほどお互いのテリトリーに侵入することなく快適な川下りは続く・・・ハズがなんとめちゃんこ浅瀬で沈。

しかも肘がつくぐらいの浅瀬なのに、沈脱!

どうにもこの沈はふに落ちないなぁ〜と水出ししているとアクツ隊員に写真を撮られてしまった。ムムゥ。しっかし流れの強い浅瀬で沈すると案外起き上がれないものである。その前に手や肘をぶつとビックリして沈脱してしまうものなのだなぁ、と瞬間沈脱のプロ、アクツ隊員の普段の沈脱の様子などを思い浮かべて考察しまうのであった。しかし次の鉄骨の瀬の前段で今度はあくっちゃんが沈脱。カカカ! 油断は禁物である。

 このようにして暑い日差しの元、適度に水浴びなどをしながら川下りは続く。2ツ岩の瀬、フシギウェーブで大波をひとしきり味わい、狭くなってくる川幅に一抹の不安を感じつつ昭明橋のとこまで来ると、イヤハヤ。

いるわいるわ! 釣り師の大群!!

 橋のたもとから降りてこられるのか、川の両岸に一本釣り漁船でもいるんじゃなかろうかというぐらいに釣竿が林立! その合間を縫うように難儀しながら通過。

 昭明橋を越え、突き当たりの瀬を難なく越えるとすぐに堰堤に到着した。いつものように左岸の竹林につかまりながら船から下り、魚道をポーテージ。でもいつものように魚道の終わりからリエントリーするのも芸がないので、魚道の上からアルパインエントリーしてみた。

ゴチッ! ムグゥ〜、、、

水深がなかったのでその衝撃たるや。皆さん、アルパインエントリーをするときには水深をチェックしましょう!

 ところでホントの堰堤下の瀬の後の瀞場にはなぜか山あいにそぐわない、作りたて置きたて活躍したてのテトラポットが1から60番までの番号をかかれてドデンとおいでになっていた。農業用取水のためか? ストレーナーっぽく危ないので右岸ギリギリの所をゆっくり慎重に漕ぎ進んでクリア。与一ヤナまで行くとゲゲッ

なんだこのアユ釣り師の大群わぁ〜〜!!

 ここ与一ヤナには広い駐車場、トイレ、食堂が完備されているので利用者が多い。ということで釣り師も多い。ということでほとんど占拠状態である。ここのヤナのおやっさんには毎年アユ釣り解禁直前に川からはい上がって、濡れたカッコのままアユの塩焼きを食ったりトイレを使わせてもらったり、川下りを断念したときには

軽トラの荷台に乗せてもらって出発地点に送ってもらったり

しつつ、『また今年もこんな時期にきやがったなぁ〜!』等と怒られたして、ホットな交流を続けているのであるが、まぁ、今日は商売も繁盛のようであるしこちらもまだまだ川下りは始まったばかりであるので、光来のあいさつまわりは省略のうえ、アユ釣り師の後ろをポーテージし川下り続行。橋を越えると余笹川との合流である。

 余笹川は二年前(?)の大雨でやられ、というかその後の河川改修工事でやられて、しかもまだ工事が終わっていないものだから泥水が流れ込んでくる。というか、まぁ、上流那珂川よりは雨水の濾過能力が低いのである。まだ田んぼが崩れているだけかもしれないが。そんなことなので那珂川と余笹川の合流地点はちょっと面白いことになっていた。

 川の半分からコッチは透明。半分から向こうは茶色なのである。まるでその境界線が見えるようである。というか見えるのである。残念ながら写真ではよく分からないようである。残念であるが。これを見ると意外と水の流れというのは混ざらないものだなぁ〜、と思った。合流してからも200mぐらいはコッチが余笹川でコッチが那珂川だな、というのがハッキリ分かる。ふ〜む、層流というヤツですか?

 さて合流すると今度は6段みやげの瀬である。二年前に命名した。スイマセン。なぜ謝る? とにかく水量が豊富なときはワッシャワッシャとホワイトウォタるのである、ここは。

ウヒャヒャ〜ィ!!
ウッヒョーーー!!

とにもかくにもここは波が大きい! 川底の大岩・中岩が流れを大きく複雑にし、パドラーから視界を奪う。しかもここだけ特に傾斜が急になっているので、まさにジェットコースターである! キーパーなポアオーバーもあり、利根川の大波にまさるとも劣らない大波がここにはある。ここにだけはある。しかも川の水は透明がかった茶色! これぞキコリの求めていた台風一過の那珂川である。満足満足♪

 相変わらずここでも沈脱してしまったアクツ隊員を川岸にひっぱり、しばし休憩。下からのぞき上げるこの瀬はすごく威勢のいい流れである。真っ白白だし。ということで水量の多い日はゼヒ与一ヤナから下っていただきたいものである。余笹川と合流すると水が急激に濁り、釣り師も皆無になるでの川下りにはうってつけである。うってつけ〜。

 さて、ここをクリアすると次に注意しなくてはいけないところは二滝の瀬である。大きな白波の後ろ側には隠れ岩があって油断すると沈脱を余儀なくされるのである。この事はアクツ隊員にはナイショにしていたのであるが、予想に反して沈することもなくクリアー。つまらん。でもお尻を岩にぶつけたとのこと。うほうほ♪

 そんなこんなでやっとのこと黒羽町に突入したのは何時ぐらいであったか? ここまでの距離は全体の行程から考えるとたいした距離ではない。白波と大波で気持ちよく遊ぼう、といった事がメインの行程なのである。ここから先は流れもゆるやかになり、瀬もあまりない。簡単に言うとめちゃんこ退屈な川下りになるのである。まぁ、視界が開けて風景を楽しむことが出来るのでファルト向きとも言えるのであるが。

 ということでエンヤ〜コラヤッと漕ぎ進んでいくと、おやおや。あ! そうそう。この湯殿大橋の入り口には結構な瀬があるのであった。どうも川底に敷き詰めたコンクリートブロックと微妙な形に削り取られた一枚岩の相乗効果のためか、大きな波がたつのである。ころあいの良いウェーブがあったが流れが速かったので遊ぶことは出来ず、残念。チェー、等と思っているとおやおや。今度は湯津上村の右岸テトラ地帯で白波が。ここもちょっとしか遊ぶべなかったが結構面白いウェーブが出来ていたのであった。メモメモ。

 さて、そうこうやっているうちに大きな堰堤に到着。広瀬の堰堤である。あれ? 昔ここを通ったときは堰堤なんかなかったような・・・。多分大雨と洪水で流されていたんだろうな。今はきっちり堰が出来ていて、イヤ〜な音を発している。ザザザザザ〜〜。どうも浅そうだ。堰の向こう側にテトラなど無ければいいのだが。

おぉ〜い、あくっちゃん気をつけろ。なんかヤバそうだぞ

 リバースストロークでスピードを殺し、ゆっくり堰に近付く。オーバーフロータイプで結構流れが速い。気合いを入れて漕いでいないとスルスルと飲み込まれてしまいそうだ。じっくり、慎重に下流を調査する。。。むっ、ムムム!

ヤバイ! これはマジでヤバイ!!

取舵いっぱぁ〜い!
総員、全力で前方人工堰を回避せよ!!

総員と言っても二人だけなのであるが、二人とも必死の形相で全力回避! 左岸側の取水口に向かって全力パドリング! 気合いを抜くとあっと言う間に堰に飲み込まれる。飲み込まれたが最期、テトラのエジキである。ギリギリの所まで接近、調査していたキコリ艇はスターンが堰から突き出し、空中にあるのであるな、というギリギリ加減であったが、ファイトォ〜!! いっぱぁぁぁぁっつ!!と全力で漕いだところ何とか事なきを得て、左岸側の草むら瀞場に自艇を確保したのであった。いやぁ〜ヤバかった(汗)

 といっても一息はつけない。目の前は大きな水門なのである。ゴーゴーと大きな音をたて、我々を飲み込もうとしている。どうしよう? このままいけるのか? そういば小学館から出ている日本の川地図101に、たしかここの水門はそのままスルリと通過できるというようにかいてあったような気が・・・。しかし上から見下ろすと、水門下の大きな白波でその先の様子も下の様子もチットモ分からない。ここはライニングダウンか・・・? イヤイヤ、いってみよう。水門の下にわざわざテトラなんか置かないはずだ。多分。

んじゃ、いっちゃいま〜す!

 水門前のツルツルの水の上を通りすぎると滑り台のように急降下し、今度は目の前に大きな波! ドッパ〜〜ン!  大きな水の壁に力強く男らしく突入! 顔面にチリチリした痛みを覚えながら出てくると、やった! 広瀬の堰堤を通過したのであった。アクツ隊員もそれを見て水門をくぐってきた。ヨシヨシ。

 ここいら辺でやっとこのグゥグゥいうお腹にカツを入れねばならんな、といことになった。小川町と黒羽町を結ぶ旧道の橋、那珂橋の河原に上陸し早速お昼にする。今日のお昼は簡単である。おむすびとお茶、お茶とおにぎりである。もぐもぐ。

 あ〜、それにしても腰が疲れた。ここまでいったいどのぐらいの距離があるのであるか? 30Kmチョイ? ずっとポリ艇に乗ってきたので腰が痛い。ロディオ艇で脚もやや不自由な形で船の中に収まっているので痺れる。二人ともとっとと飯を食ってしばらくダラーーーっと河原に寝そべる。いやぁしかし、よく考えるとなぜこの二人はいつもこうバトル的川下りになってしまうのであろうか。もっと川と仲よしになってゆったりラクラクと下ってもいいのではなかろうか? などと思いつつも車はずっとずっと下流だし・・・。ということで再び気合いを入れて漕ぎ出す。

 この橋のひとつしたの新那珂橋には、これまた結構な瀬がある。去年はここでよくロディオのまねごとの練習をしたものだ。と思いつつ、ドッパンドッパンとクリア。結構面白かったので何度かウェーブにエントリーしては吐き出され、というのをやっては巨大エディーにグールグルと引きずり回されたりして遊ぶ。アクツ隊員はあえなく撃沈されているようだ(笑) まだまだ修行が必要である。

 さて那珂川もここを過ぎて烏山町にはいるまでは流れも単調、瀬も単調、景色も単調の単調ずくめである。ここいらへんは川幅が広がる分水深も浅くなるのであるが、そこはそれ。台風通過後であるから底をこすることもなく順調に進むのである。

 マッタリとした流れの中、ガシガシ漕ぎ下るとおや? 静水カートホイールなどをお決めになられ遊ばれるテクニカルカヤック団に遭遇。遠巻きになにかやるかな?なにかやるかな?とじっくり見ていると、ちょっとしたウェーブやドロップ、ホントにちょっとしたものなのであるがそんなところを見つけてはいろんなワザを繰り出している。船はトリプルXやそういうものであった。我々が乗っている船より1年後ほどのモデルで、バウもスターンもペラペラなヤツである。初めはスクウォートかと思った。そのぐらいペラペラなヤツである。

「どぉ〜もぉ〜」と一声かけランデブー。ちょっと一緒に下る的状況で、これも勉強とワザを見させてもらいつつ烏山町の堰堤に差しかかる。どうやらこの人達は鏡橋の所で上がるようである。我々はさらにさらに下流まで行かねばならないので、アクツ隊員が軽く挨拶をしてどんどん漕ぎすすむ。

 鏡橋付近にもちょっと遊べそうなウェーブやドロップがあったが、我々の船、及び力量ではうまく遊べないのでサッサと無視して下る。なにせ日没まであと1時間半というところ。急がないと昔のように真っ暗やみの中をパドリング、、、ということになりかねない。

 日ざしが徐々に夕日とも言えるようなアンバイになる頃、やっと茂木町の渓谷というか山あいの那珂川に突入。もうちょっとでゴールだ! がんばれ! 自分。本当は烏山辺りで上陸してもよかったのだが、ここいらへんは山あいの渓谷風で、水量が増えるともしかしてとっても面白いのでは!? と期待していたのであるが、そんな期待はからくもやぶり去られ、なんてことはない流れの中をチンタラと漕ぎ進むことになってしまったのであった。

 面白くない。

 こんなときは誰かの疎沈でもなければやってられない。そちん。う〜むいい響き(ウットリ)。もちろん、誰かとはワタシの事ではないからアクツ隊員のことである。あくっちゃん、沈してくれないかなぁ〜、と心の中で1677万7216回ほど念じると

おおっ! なぜかアクツ隊員疎沈だぁ〜!!(^O^)/~~

うひょひょい、うひょひょい♪ なんで沈したのかは知らんが。しかも沈脱である。ぐふふ。

 さてどうするか。このまま岸まで泳がれては、それはいつもの沈であって面白くない。このままゴール地点まで流してしまういい方法はないか・・・(苦笑)。ということである作戦を立てた。

おぉ〜いあくっちゃん。ここにつかまれ〜ぃ

とスターンのグラブループを差し出す。素直につかまるアクツ隊員。しめしめ。助けるふりをして本流に引き戻してしまおう♪ バッシャバッシャ。 あーたのしいな、たのしいなっ♪ 誰かの沈は楽しいなっ♪  と鼻唄交じりでウソレスキュー。るんるん、ルリルリ

ねぇ、、、なんでそっちの方に行くの?

 ドキッ!

 あわわ。このままではばれてしまう。どうしよう、どうしよう。オロオロ。と考えているとアクツ隊員はつかまっていたその手を離し、岸に向かって泳ぎ出してしまった。しまった。バレた!?(苦笑) カンのいいヤツだ。

 そうはさせるまいと今度はトゥーイングベルトを引っ張り出し、アクツ艇を確保。そのまま本流に向かってひっぱる。うひょひょ♪ あわれアクツ隊員は本流でアップアップしながら、それでも船から手を放すことはなくどんどん下流に流される。うむうむ。こうでなくてはねぇ。

おーぃ。ここのエディーなら再乗艇にピッタリだと思うんだけど

 本流に程近い左岸側のエディーに船を寄せ、再乗艇を促す。しめしめ。アクツ隊員は素直に川の上で再乗艇するみたいだぞ。そこがあまちゃんなんだよね(笑)

ドンッ

 上流から勢いをつけてアクツ艇にタックル。あわれ、アクツ艇はその衝突で本流にのり、ドンブラコッコドンブラコッコと流される。それを追うアクツ隊員。そしてキコリは高みの見物。うほうほ。

 おっ、そうだ! この状況をつぶさに撮影して今後の宴会の酒の肴にしなくては!

ちょっと借りるねぇ〜

と、船を追って川を泳ぐアクツ隊員の胸ポケから防水カメラを借りだし、カシャリ。またカシャリ。よく考えると極惡人になっているキコリなのであった(^o^)


とまぁ、そういう遊び(?)をやりつつ川を下ると程なく到着。時刻は4時半であった。
いやーよく漕いだ。
ほんとによく漕いできたものである。

 大瀬のヤナのちょっと先はもう茨城県であるし、スタート地点である晩翠橋の上流は10Kmほどしか下れる場所はないから、概ね栃木県を流れる那珂川をほとんど今日一日で下ってしまったのではなかろうか? 距離にすると・・・よく分からんが車でスタート地点に戻っても1時間はかかるという距離である。こんなに長い距離を下ったのはこれまでのパドリング人生の中を振り返っても早々ないのではなかろうか?

おかげで脚が痛い! 足がしびれて岸に上がるとヘロヘロである。
おかがで腰が痛い! 腰が痛くて船をひとりで担ぎ上げられない。

しかも首、腕、顔が日焼けでチリチリである。もっとも台風が抜けたこんな暑い日にもかかわらずアクツ隊員はドライスーツを着込んでいたので、顔がパンダ焼けになった意外は平気だったのであるが。謎である。というかアヤシイ(笑)

 ということでスタート地点の車を回収し、晩メシはこの腹の空きっぷりで普通のお店に入ると大変なことになってしまうということで、銀河高原ビール那須工場食べ放題焼肉なし1500円のコースで、やはりいつものように全種類制覇などということをやって腹を満たし、本日の那珂川アマゾン的川下りをめでたく締めくくったのであった。

お疲れさま!




本日の成果

その1キコリ沈脱1回
その2あくっちゃん沈脱4 回
その3カッパの川流れ1回
その4おにぎり2コ、お茶2本
その1銀河高原ビール那須工場で食べ放題バイキング1500円なり
その1食べ残しなし!

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