カヌ
箒川で肩慣らし

肩慣らしにはチトつらい。あくっちゃん8沈脱 の巻


 あくっちゃんというものは無尽の体力を持っているもので、というのは壊れてる隊員達なる隊員紹介ページにも書いているのだが、とにかくそういうわけで週末はマラソンに狩り出されることが多い。しかも春にでもなれば、という感じである。

 さらに会社のワケノワカラン方針により日月休みってなわけで、ほかの隊員達と休日が合わない。しかし今期はまだカヌーに行っていないわけであり、そろそろなんとかしたいと本人より。

で、どうするか?

 つまり日曜日にゆっくりこちら(キコリ邸ですな)に来ていただき、午後ゆっくり川下りをし、翌日ゆっくり鹿嶋に帰っていただければいいわけだ。

 そんなわけで日曜カヌー第一段、箒川下りを執り行ってきたのでその報告を以下に。



 このところ何故か週末になると天気がぐずつく。突然らいさまが鳴ったかと思うと夕立のごとく雨がドシャッと降ってきたり、朝っぱらからシクシクと雨が降っていたり、ザァザァと雨が降っていたり、降らなんでも深い霧がかかっていたりする。もう

最悪

 結局、川下り当日の日曜日も朝っぱらからサメザメと雨が降っており、しかも気温は10℃。

こんな日に限ってカヌーなんてよぅ・・・

 ま、そんなコト言ってもしゃぁなし。とりあえず川の状況を確認ということで午前中は箒川の様子を確認。先週平日は天候も大変ヨロシク晴れの日が続いていた。の為、水量は大変寂しくザラ瀬がいたるところに。しかも釣り師がモクモクと竿をふっている。う〜む。これではのぅ・・・さてどこから出発したらよいものか。

 さて家に戻って帰りしなに買ってきたエグザクソン2巻をシゲシゲと読んでいると

ウム。今着いた

とあくっちゃんより電話あり。早速身支度をして塩原温泉に到着すると時すで午後2時。う〜む。妙案が浮かばないので出発地点は古町からとす。やはりな。

 朝から降っていた小雨はなんとなくやみつつあるが、まだ肌寒く霧がかかっており空がズゥ〜ンと重ったるく天候が悪いことに変わりない。というのを思い直して『神秘的な霧がかかっており荘厳である』とし、自分に暗示をかける。

ウム! 今日は絶好のカヌー日和であり意外とナイス

 割合単純なものでありウキウキモードで箒川に突入

ム・・・少し冷たいか

 まぁ、俺が沈脱するわけでもナシ。冷たい思いをするのはあくっちゃんのみであるから問題なかろう、と出発。でもやはり水深がないので双方、ボトムをゾリゾリいわせながら岩に引っかかったり乗り上げたりしながら進む。

 さて、一発目の瀬に突入するとやはりというか何というか。イキナリあくっちゃんは岩に引っ掛かっている。しかも流れにスターンを喰われ貼り付き状態。ニッチモサッチモいかぬ。どうすんのかな? と温かくその行く末を見守っていると脱出しちゃった。がしかしカヌーに引きずられながら一緒に流れてくる。オイオイ

 水抜きをして気分新たに出発すると、ホウライ橋の手前でまた貼り付き。ノソノソと水抜きをしておる。ウ〜ム、こんな調子で無事たどり着けるのか? とりあえずビデオに撮っておく。で、先にホテルニュー塩原の虹の架け橋まで下って待っていると、またまたあくっちゃんが流れてきた。

流れ流れて
オィオィ・・・大丈夫かいな?

 やはり今季初カヌーでイキナリ箒川に連れてきたのが間違いだったのだろうか? しかしなぁ、あくっちゃんにもこのやうなクリークをグリグリ突き進む快感というヤツをゼヒしって欲しいし、岩よけを通してターンテクニックをメキメキと向上させていただきたいしのぅ。

 虹の架け橋下の瀬を降りて待っていると、またまたまたあくっちゃんが流れてきた。これはもうどうしたことか。なんとなれば、ここでカヌー講習会を行うほかあるまい。

そしてケツをうち
ケツをブチながら下るあくっちゃん
苦笑い
ケツの痛みに耐えつつ笑顔のあくっちゃん

ローブレイスというものはだなぁ、、、
ハイブレイスというものはだなぁ、、、

 しばし練習をしていると塩原漁協の組合長となのる、謎のご老人がやってきた。謎のご老人との謎の会話はこちら

 さて、トットと下ってくだちいとの御要望なので、御要望にそってトコトコと川を下ると

橋の上からジッチャンがこちらを

じっと見つめて微動だにしない。ムムム。やや気味悪いな。まぁ、そんなこたァ少しばっかり無視して、やっぱり浅い(涙)畑下のザラ瀬を突き進む。すると地元の人が川を横切るためにだろうがために設置したのであろう背の低い渡しがあった。下通過できるかな? と考えているとジッチャンがヒョコッとやってきた。

あんたは結構やってんだね。上から見でっと分るよ。
でもま、こっから先に釣り人がいっからケンカしねよにな。

ちなみにあんたどっかで見だ気がすっけど。
どちらさんなんだイ?トーチャンはなんて名だ?

 まったくの余計なお世話(苦笑)なのだが、基本的に悪い人ではないみたいなので、とりあえず関谷の方だとだけ伝えて、川下りを続行する。まぁ、関谷の方だと言えばこのオジチャンにはどこの誰だかバレバレでしょうな。だいたい家の前にカヌーおいてあるし。

 で、下流を見やると釣り師が3人ほどいる。ゴタゴタしたくないのでカヌーをポーテージし、釣り師の後ろをスゴスゴと移動する。はぁ、重いよ。それに歩きにくいよ〜。で、再びカヌーに乗り込み畑下を脱出しようとするとまたまたジッチャンが

なんかぼっちゃんを心配するジィ、ってな感じだよねぇ


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